宮崎県延岡署・岩切警部補の愛犬が県警の嘱託警察犬に

 宮崎県延岡署・岩切警部補の愛犬が県警の嘱託警察犬に宮崎県延岡署地域課・岩切昭人警部補の愛犬「ココロ号」(ボーダーコリー:雌3歳)が、今年度の県警嘱託警察犬として嘱託された(写真)。今年度の県警嘱託警察犬は42頭いるが、飼い主が警察官というのはココロだけ。ボーダーコリーの犬種も県内初となる。

岩切警部補が平成28年6月に、しつけ目的で訓練所に預けたところ、警察犬としての素質を見いだされ、昨年6月から本格的に警察犬の訓練を開始。その成果が実り、今年1月の県警嘱託警察犬審査会で初挑戦ながら合格した。

同署管内は、ユネスコエコパークとして登録された祖母・傾・大崩山系を抱え、多くの登山客が訪れる。福栄芳政署長は行方不明者捜索などでの活躍に期待を寄せ、岩切警部補は「ココロ号と一緒に市民の安全を守っていきたい」と意気込んでいる。