和歌山県警で学校支援サポーターと派遣先学校の対面式
和歌山県警は今年度の学校支援サポーターの派遣開始に当たり、「学校支援サポーターと派遣先学校との対面式」を開催した。
学校支援サポーターは警察OBの非常勤嘱託職員で、問題行動が多発している中学校に常駐し、教職員と事案に対応する。学校環境の改善を目的に、平成21年度から取組みが始まり、今年度はサポーター9人が9校に派遣される。
対面式には、県警の大野薫少年課長、県教育委員会義務教育課・青石雅光児童生徒支援室長をはじめ、サポーターと派遣先校長など27人が出席。冒頭、大野課長があいさつし、「少年の非行防止では規範意識向上と再非行防止が重要課題」と強調。いじめ問題や児童虐待への対応について「子供が発するSOSをしっかり受け止め、事案を早期に把握し、的確に対応することが大切。学校支援サポーターと、子供の安全確保を最優先とした対応をお願いしたい」と要請した(写真)。