佐賀県鳥栖署が中学生と協力して自転車カギかけ看板を製作

 佐賀県鳥栖署が中学生と協力して自転車カギかけ看板を製作佐賀県鳥栖署は昨年中の自転車盗難被害の約8割が無施錠だったことを受け、施錠を促す立て看板12枚をさきごろ製作し、JRの駅駐輪場などを中心に設置した。

鳥栖地区防犯協会連合会との共同製作で、管内の鳥栖市立田代中学校とみやき町立三根中学校の生徒が2カ月の期間で原画を描いた。高さ2㍍×幅45㌢の看板にはそれぞれのデザインと「その鍵が 自転車守る カギになる」「自転車と逸(はぐ)れてしまわないように」の啓発標語が書かれている。

両校に感謝状を贈呈(写真)した北野一信署長(3月8日付で警備部首席参事官)は「素晴らしい看板ができあがった。施錠率がアップし、自転車盗難が減るよう有効に活用します」とあいさつ。両校校長・副校長は「鍵掛けの重要性を生徒に指導して、被害に遭わないように努めます」と述べた。