奈良県橿原署で元プロ野球選手・佐々木恭介さんが講演
奈良県橿原署はプロ野球・元近鉄バファローズ選手・監督で、現在は社会人野球・大和高田クラブ監督の佐々木恭介さんを迎え「プロ野球時代のエピソード」と題する講演を行った(写真)。
佐々木さんは講演で、ドラフト会議で指名されてプロの世界に身を置くことになった経緯から、自身が師と仰ぐ名将西本幸雄氏との出会い、球史に残る名勝負「江夏の21球」(1979年日本シリーズ第7戦9回裏の攻防)の当事者として広島カープ・江夏豊投手と対戦した時の心境までをユーモアを交えて振り返った。
また、佐々木さんは「警察官の勤務は大変な仕事で苦労が絶えないと思うが、市民のために頑張ってもらいたい」と激励。聴講した署員は「プロで活躍している選手は、人の何倍も陰で努力していることをあらためて知った。地域住民のためにも地道に努力を重ねてスキルアップに努めたい」と話していた。