神奈川県警が厚労省の麻薬取締官に逮捕術・警棒操法を指導
神奈川県警は2月22日本部道場で、厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に所属する麻薬取締官28人(うち女性8人)に対し、逮捕術基本技と警棒操法の訓練指導を行った。これまでも県警は官公庁や企業からの要請で護身術指導は行っているが、麻薬取締官への訓練指導は初めてという。
はじめに、逮捕術担当の高橋滋首席師範が逮捕術の技を解説。同課逮捕術特別訓練員5人が手本を示したほか、取締官への個別指導では体さばきや足の運び方、素手での攻撃防御などの基本技に加え、捜索現場を想定した狭い室内での警棒を用いた危険回避などの応用技を習得させるよう指導に当たった(写真)。