兵庫県警察学校でレスキュー伝承官が災害警備の授業を実施
兵庫県警察学校で初任科生、初任補修科生の計202人を対象に、県警機能別部隊活動伝承官(レスキュー)と機動隊広域緊急援助隊員による災害警備の授業が行われた。
南海トラフ地震の発生が懸念されることから、第三機動隊員に指名されている初任科生と、学校卒業後に第一線で活動する初任補修科生の災害対処能力を高めるねらいがある。授業では、災害警備に熟練した伝承官らがトリアージ実施要領やロープ結索要領(写真)などの指導に当たった。
授業を受講した学生は「交番にある資機材を使用した授業だったので大変勉強になった。もっと知識を身に付け、現場活動に役立てたい」と話していた。