埼玉県警が総合的な駐車緩和策を開始

 埼玉県警が総合的な駐車緩和策を開始埼玉県警は、パーキングメーターの見直しに伴う総合的な駐車緩和策を始めた。今年度から全国で推進されている、貨物集配中の車両に係る駐車規制の見直しに伴い、県警は県内パーキングメーターの規制区間を対象に、関係機関団体への協力依頼、自治会や地元商店街への説明を実施した。

駐車規制の見直しでは、県トラック協会に加盟する約2000事業者の駐車スペースを必要とする箇所を把握するため、昨年5月、加盟事業者の従業員から運送稼働率や荷捌きスペースの必要箇所を調査。

稼働実態等の聴取によると、大宮駅等主要駅周辺では貨物集配の利用実態が多く、駐車緩和に適しているなどの意見があった。そのため、県警は大宮駅東口に設置されたパーキングメーター箇所を見直し、トラック協会専務理事らに見直し箇所の利用方法などについて説明した(写真)。