埼玉県警で若手交通捜査員の事故現場鑑識技能競技会
埼玉県警は次世代を担う若手交通事故捜査員の第3回交通事故現場鑑識技能競技会を開催した。
県警では、交通事故事件捜査員の約4割が捜査経験3年未満という。競技会には全40所属のうち、大規模警察署10署から各2人、その他30所属から各1人が出場(平均年齢約33歳、事故捜査平均経験年数約2年8カ月)。「交通整理の行われていない交差点でバイクと歩行者の出合い頭の交通事故が発生し、両当事者とも負傷して病院搬送され、現場に目撃者のみが残っている」との設定状況から、模擬事故現場での実況見分(写真)、被害者着衣の実況見分を行う実技試験(計30分間)と、痕跡や衝突地点特定要領等の学科試験(計40分間)に取り組んだ。