京都府警で交通鑑識技能競技会を開催

 京都府警で交通鑑識技能競技会を開催京都府警は交通事故捜査を担当する警察官のレベルアップを目的に、府警察学校で「第2回交通鑑識技能競技会」を開催した。9月5日~7日の予選大会には、府内26所属の交通課員(2人1チーム)が出場。自動車と原付バイクの出会い頭衝突事故の模擬現場に臨場する想定で、現場痕跡から衝突地点を特定したり、速度算定を行ったりして鑑識技能を競い合った。10月4日の決勝大会には、予選大会を優勝した3チームに、成績上位2チームを加えた計5チームが出場した。想定では実際に自動車と原付バイクの衝突実験が行われ、出場者はひき逃げ事件の模擬事故現場で採証活動を展開(写真)。それぞれ損傷した3台の自動車の中から被疑車両を特定した。