三重県四日市南署はサッカーと交通安全コラボの特別イベント

 三重県四日市南署はサッカーと交通安全コラボの特別イベント三重県四日市南署は関係機関・団体と連携した交通事故防止活動を推進するため、夏の交通安全県民運動初日に中央緑地フットボール場で特別イベントを開催した。

サッカーと交通安全をコラボしたユニークなイベントで、アマチュアサッカーの最高峰、JFLで活躍する地元チーム「ヴィアティン三重」の人気選手と、元Jリーガーの署員などが参加。選手がシートベルトに見立てたゼッケンを着用しないままプレーしたり、「飲酒運転」と書かれたゼッケンを着用してボールを手に持って走ったり、さまざまな反則行為を敢行。審判役の制服警察官がホイッスルを吹きながら手製の巨大イエローカードやレッドカードを提示すると(写真)、集まった市民から大きな笑いが起こった。

イベント最後には、四日市市の人気ゆるキャラ「こにゅうどうくん」と高齢者に扮した選手がゴール内に直立不動。Jリーグでゴールキーパーを務めたことがある署員が、選手が放ったシュートを華麗にセーブして「高齢者と子どもの交通事故防止」を演出した。市民からは「反則と違反をうまく掛け合わせた啓発には非常に感心した」と好評だった。