三重県警が大型商業店舗で事故防止の緊急啓発活動
交通事故の発生に歯止めを掛けようと三重県警は県や交通関係団体と連携し、松阪市内の大型商業店舗で緊急啓発活動を行った(写真)。三重県では7月11日~20日の10日間、「夏の交通安全県民運動」が実施されたが、運動中に8件(8人)の死亡事故が発生し、月別死者数は7月が今年最多の13人(前年比3人増)となった。特に、松阪市内では運動中に2件、運動終了翌日に1件の死亡事故が短期間に発生したことから、市は「交通死亡事故多発注意報」(7月23日~8月31日)を発令し、注意喚起を行っている。啓発活動では、交通死亡事故多発の注意喚起チラシと啓発物品を配布したほか、県内交通事故死者全体の約7割を占める高齢者には、反射タスキ着用の直接指導を行いながら歩行中の事故防止を呼び掛けた。