新潟県警が詐欺撲滅へ銭湯加盟組合に初の協力要請
高齢者が特殊詐欺被害に遭わないよう効果的に啓発するため、新潟県警は新潟浴場組合と、新潟お笑い集団・NAMARA所属の芸人コンビ「ジャックポット」(平成29年1月16日付で、にいがた銭湯大使)に詐欺撲滅に向けた連携と協力を要請した。組合に加盟する県内公衆浴場は22カ所。高齢者が銭湯を利用することが多い点に着目し、相互に連携した啓発活動を推進する。犯罪防止を目的に、県警が浴場組合に協力を求めるのは初めてという。
新潟市中央区の銭湯「千鳥湯」で要請式があり、栗原良光生活安全部長が組合の熊谷孝理事長とジャックポットに要請書を手渡した(写真)。特殊詐欺被害防止DVDも交付され、今後、千鳥湯内のテレビで放映されるという。