和歌山県警では特別交通機動隊の特別交通取締り出陣式

和歌山県警では特別交通機動隊の特別交通取締り出陣式交通死亡事故の急増を受け、和歌山県警は、昨年7月に編成した特別交通機動隊(Special Traffic Team)の特別交通取締り出陣式を行った。和歌山市やその周辺主要幹線道路で、一台でも多くの白バイやパトカーを走らせ、視覚による交通違反抑止力を高めることがねらい。

同隊は、白バイ隊員を中心に交通部内4課から選出された警察官で編成。警察署と連携し、事故分析結果に基づく効果的な交通指導取締りを行う。交通センターであった出陣式には、交通機動隊長以下27人の隊員が参加(写真)。部隊を巡閲した島泰弘交通部長が「交通事故発生件数と傷者数は減少傾向を維持しているが、6月に入って死亡事故が急増。交通事故が多発する夏場に向け、悪質な違反者を徹底検挙するという強い意思を持って、交通事故のさらなる減少に努めること」と訓示し、交機隊長の出発申告で部隊員が交通指導取締りへと出発した。