宮城県警の警察学校に母娘が同時入校
宮城県警に4月1日付で母と娘が同時採用され(写真)、親子で警察学校に入校した。全国初の事例という。
昨年度に行われた採用試験で、母は「就職氷河期世代を対象とした職員採用試験」に、娘は「警察官B採用試験」にそれぞれ合格した。現在は、一般職員初任科と初任科(長期課程)の学生として各種教養・訓練に励んでいる。
県人事委員会は、令和2年度から「就職氷河期世代を対象とした職員採用試験」を実施。受験年齢が大幅に高くなり、親子の同時採用が実現した。新聞やテレビで大きく報道されるなど反響を呼び、県警は「人材確保の多様性がアピールでき、各種採用試験について県民に関心を持たせることができた」としている。