岡山県倉敷署がオリジナルラジオ番組の放送開始

 岡山県倉敷署がオリジナルラジオ番組の放送開始岡山県倉敷署は、倉敷市に所在するFM放送局「エフエムくらしき」(82.8メガヘルツ)でオリジナルラジオ番組の放送を開始した。「安心・安全のまちづくり」に向けた新たな広報戦略で、放送は毎週第2・4水曜日の午後3時からの30分間。12月までの計16回(再放送含む)を予定している。同局ホームページなどからも聴くことができる。

番組タイトルは「発信!!倉敷ラジオ警察」。草壁毅生活安全課長がパーソナリティ、同課主任の有田詩織巡査部長がアシスタントを務める。出演するゲストとともに、各種犯罪被害に遭わないためのポイントなどを分かりやすく広報するほか、親しみやすい警察官をPRしていく。

初回の放送は「署長の仕事紹介」「特殊詐欺被害に遭わないためのポイント」のテーマで、中村道範署長をゲストに迎えて進行(写真)。中村署長は警察官になったきっかけや署長の仕事などを語ったほか、リスナーに対し「友だちに話すような感覚で気軽に警察へ相談に来てください」と呼び掛けた。最後には、1973年に公開された「スティング」という「人を騙すこと」をテーマにした洋画に触れ、詐欺情勢や被害に遭わないためのポイントを解説した。