札幌方面手稲署でバックカントリー遭難事故防止の広報活動
スキー場のコース外を滑走する「バックカントリー」での遭難事故を防ぐため、北海道札幌方面手稲署は管内の「サッポロテイネスキー場」で、スキーヤーやスノーボーダーに対する広報啓発活動を行った(写真)。
道内では昨年、札幌市内の手稲山でスキーヤーが立木に衝突して死亡するなど、バックカントリーでの事故が32件発生。3人が死亡している。この日の活動では、署員はじめ道警山岳救助隊員が参加し、道警ヘリも出動。上空と地上から管轄区域外に立ち入らないよう呼び掛けた。
スキーヤーからは「事故のないようルールを守って安全に滑ります」などの声が聞かれ、ルールを順守する意識を高めることができた。活動の様子はマスコミに大きく報道されるなど、効果的な取組みとなった。