広島県三次署で地元ケーブルテレビ活用した110番の日広報
広島県三次署は地元ケーブルテレビ「ピオネット」を活用し「110番の日」の広報啓発活動を行った。
管内三次市は、県北部の中国山地のやまあいに広がる人口約5万人の町で、もののけミュージアムがあるなど“妖怪の町”として知られる。そのため、テレビ放送では、河童や赤鬼などに扮した署員が110番の正しい利用方法について寸劇形式で紹介する動画を放映した。
県警全体では昨年、約20万件の110番通報を受理したが、そのうち約3割がいたずら、虚偽、相談、その他緊急を要さない通報だった。署員は放送を通じて「正しい利用で安心安全を」と呼び掛けた(写真)。