宮城県塩釜署では高校生を警察安全広報官に委嘱
宮城県塩釜署は年末年始の防犯・交通安全啓発キャンペーンにあわせ、多賀城高校生徒会副会長に塩釜地区警察安全広報官(キャスターポリス)を委嘱した。
署長室で湯原和彦署長から委嘱状を受け取ったキャスターポリスは「高校生の目線で交通事故や犯罪を一件でも減らせるように皆さまと協力して頑張りたい」とあいさつ。警察の制服姿で参加したJR多賀城駅前公園でのキャンペーンでは、駅利用者に「反射材を付けて事故に遭わないように」「路面に合わせた安全運転をしてください」「還付金詐欺に遭わないように気を付けましょう」と声を掛け、啓発チラシを手渡した(写真)。
キャスターポリスは「高校生の立場で、交通事故や犯罪被害に遭わないように分かりやすい広報をしていきたいと思います」と広報官の活動に意欲を示し「皆さんも交通事故や犯罪被害に遭わないように気を付けましょう」と呼び掛けた。任期は今年3月31日までだが、同署はその後1年間の再委嘱を予定している。