埼玉県警が多言語音声で年末年始に防犯パトロールを強化
埼玉県警は、年末年始特別警戒取締り実施期間(12月15日~1月3日)を「『見せる・知らせる』パトロール重点推進期間」に設定し、県民が詐欺や子供に対する声掛けなどの犯罪、交通事故に遭わないように、地域警察車両による多言語音声パトロールを行った(写真)。従来の赤色灯点灯による「見せる」警戒に加え、日本語、中国語、ベトナム語、英語の4カ国語で注意喚起の音声を流す「知らせる」活動を県内全域で展開し、年末年始における県民の安全安心の確保に努めた。
期間中、県内の至る所で多言語音声によるパトロールが積極的かつ効果的に行われ、音声を聞いた市民が詐欺被害を免れるなど、一定の効果があったという。地域住民の安全安心に直結する活動であることから、県警は今後も「多くの住民に警察のパトロールを体感してもらうとともに、防犯・交通事故防止意識の高揚につながるよう運用していく」としている。