奈良県警の一日文化財保安官が寺社で防犯活動

 奈良県警の一日文化財保安官が寺社で防犯活動奈良県警は今年の「文化財保護強調週間」にあわせ、奈良大学の学生2人を一日文化財保安官に委嘱し、国宝や重要文化財を複数有する春日大社、元興寺で防犯活動を行った。

県内には国宝、重要文化財などを抱える寺社が多く存在し、昭和38年に国宝の仏像等の盗難事件等が多数発生したことを受け、県警では全国で唯一、文化財防犯専任の文化財保安官を設置。毎年この時期には、同学科の学生が一日文化財保安官に任命され、県内の寺社で文化財の防犯に関する確認や助言を行い、管理者や県民の文化財保護意識の高揚を図っている。

2人は警察官の制服に身を包み、腕には交付された腕章を着装。奈良市内にある春日大社と元興寺で、管理者から文化財の保存状況や防犯体制の説明を受けた後、防犯カメラや防犯センサーの増設などについて適切な助言を行った(写真)。