埼玉県春日部署で横断歩行者優先の啓発うちわ製作
埼玉県春日部署は信号機のない横断歩道における歩行者優先の意識を定着させようと、道路横断時の安全行動教育イメージキャラクター「SIGN(サイン)ちゃん」のイラストを描いた啓発うちわ(写真)を作った。7月15日~24日の「夏の交通事故防止運動」期間中の街頭活動で市民に配布した。
「SIGN」には、アルファベット4文字を頭文字として
- しっかり「横断意思表示」
- いつでも「安全確認」
- じーっくり「他車両の動向確認」
- にっこり「会釈でありがとう」
を行い、歩行者が自らの安全を守るための行動を取るように、との意味が込められている。同署が「横断歩道を渡る時に、大人であってもうちわなら手を上げやすいだろう」と考え、春日部地区安全運転管理者協会が製作に協力した。
岩崎英紀署長は「歩行者の横断意思がドライバーに伝われば、交通事故は減少するはず。ドライバーが迷わず停止できるよう『ハンドサイン』を実践してほしい」と話している。