京都府警で学生セキュリテイ人材育成のイベント開催
京都府警は、京セラコミュニケーションシステム(株)京都烏丸事業所で学生向けに実戦的な実習・訓練を行うイベント「サイバーセキュリティ・ハンズオントレーニング」を初開催した。
今後、IoT機器がサイバー犯罪に悪用されることが予想され、セキュリティ人材の育成が喫緊の課題であることから、京都の産・官・学が連携し、ホワイトハッカーの育成を図るとともに、イベントを通じた社会全体のセキュリティ意識を向上させることがねらい。
イベントは同社の全面協力により開かれ、参加した学生ははじめに、Webアプリの脆弱性診断についての実習を受講。その後、脆弱性を発見する数を競ったり、IoTシステムへのハッキングを試したりする競技会に臨み(写真)、攻撃者視点からの脆弱性の発見方法について学んだ。