山口県山陽小野田署に迷い込んだ「うり坊」無事に逮捕
山口県山陽小野田署の地域警察官が毎朝行う拳銃奪取対応訓練中の朝、体長約45センチのイノシシの子供「うり坊」が署の敷地内に迷い込んできた。
同署は山陽小野田市の中心部に位置し、付近には幼稚園があるほか、車両の通行量も多い。放置すれば園児に危害を与え、交通事故を誘発する危険性も考えられたため、訓練中の勤務員総出で「捕獲作戦」に取り掛かり、うり坊の追跡を開始した。
うり坊は約20分の大捕物の末に、無事に逮捕され(写真)、その後、市役所農林水産課に引き渡された。捕獲に活躍した村岡寛之巡査部長と大黒義宗巡査長は「逮捕術訓練が役立った。外に逃げていたら市民に不安を与えるところでした」と安堵していた。