福岡県警が民間通訳人腕章をリニューアル

 福岡県警が民間通訳人腕章をリニューアル福岡県警本部国際捜査課は、民間通訳人が警察通訳であることをより明確にするため、これまで活用していた民間通訳人腕章を13年ぶりにリニューアルした(写真)。

従来は漢字で「福岡県警察通訳」とだけ刺繍していたが、新しい腕章は英語で「POLICE」「INTERPRETER」、日本語で「通訳」と表記したものに。赤、黄のボーダー柄の布地で、見た人の目を引く作りになっている。

同課では、事件現場で通訳人と事件関係者との区別がつかないといった問題や、通訳人が事件関係者から暴行などを受ける危険性から腕章を活用。新型コロナの収束後には、来日外国人の増加も予想されることから、同課は「日本語を解さない外国人事案で民間通訳人の活躍、腕章の効果に期待する」としている。