北海道名寄署が「一日防犯雪像」で詐欺被害防止をPR
道内でキャッシュカードを詐取する手口の詐欺被害やその予兆電話が多発していることから、北海道旭川方面名寄署は2月15日の年金支給日にあわせ、商業施設や金融機関に特設されている雪像を活用した啓発活動を行った(写真)。
雪像は、名寄市で開催された「雪質日本一フェスティバル」のために設置されているもので、防犯啓発たすき・のぼり旗を施して「一日防犯雪像」へと姿を変えた。署員らを配置しない「非接触方式」による活動を通じ、高齢者の防犯意識を高めるねらいがある。
のぼり旗には「家族と地域で防ごう 特殊詐欺」と書かれており、寒空のもと、防犯活動に勤しむ雪像の姿に、行き交う市民は顔をほころばせ、自分たちの住む地域から詐欺被害を出さないことを胸に誓っていた。