静岡県御殿場署で五輪警備の協力組織が発足

 静岡県御殿場署で五輪警備の協力組織が発足静岡県御殿場署は東京五輪開会式の半年前を捉え、管内で開催される自転車ロード競技の安全を確保するため、地域住民による協力組織「俺っち区(とこ)は俺っちが守る!まかせん会」を発足させた(写真)。競技コース上の区長ら27人で構成され、日常生活で不審と感じたことなどを警察に通報するほか、回覧板などでの情報発信活動に取り組むなどして同署との連携を図る。

同署は、自転車ロード競技ゴール地点の「富士スピードウェイ」や、競技コースの公道約71キロを管轄する。非常に難しい警備が予想されることから、地元の情勢に精通し、地域のわずかな変化にも気づくことができる地域住民に対し、警察活動への協力を求めた。同署は「その目を頼りに安全開催を目指す」としている。