鹿児島県奄美署で地元高校生の書道パフォーマンスを実施

 鹿児島県奄美署で地元高校生の書道パフォーマンスを実施鹿児島県奄美署は交通安全運動の周知と市民の交通安全意識の向上を目的に、地元高校生による書道パフォーマンスを開催した。

当日は、新型コロナの感染予防のため、マスク着用、来場者制限などの対策を施したうえでの実施となった。「いってらっしゃい 沢山の思いが詰まった その言葉を胸に わたし達は 誰かの大切な毎日を守ってゆく」。書道部員は交通安全への思いを込めた言葉を力強く書き上げ(写真)、書道部長の生徒は「自分たちの世代が、地域の交通安全について考えるのも大切。いろんな世代に届くとうれしい」と話した。制作作品は奄美市役所のロビーに展示され、今後、多くの市民の目に触れる。

同署管内の交通事故情勢は今年8月末現在、人身事故が34件、物損事故が602件で、いずれも昨年より減少しているが、昨年ゼロだった死亡事故が2件発生している。パフォーマンスを見た市民は「高校生が考える言葉は胸に響いた」「何気ない普段の生活を大切にしたい」と交通安全の意識を高めていた。