京都府警鉄警隊が痴漢被害防止の「鉄警防犯シール」を制作

 京都府警鉄警隊が痴漢被害防止の「鉄警防犯シール」を制作京都府警鉄警隊は痴漢被害に遭いやすい世代(中・高校生)を配布対象とした「鉄警防犯シール」(写真)を考案・制作した。

名刺サイズで、何度も貼ったり、剥がしたりできる剥離型。定期券の名前・年齢、乗車駅など個人情報の印字面などに貼ってもらい、プライバシーの保護とあわせて、携帯する本人や周囲の人の「痴漢は許さない」という意識を高めることがねらい。

シールは、同隊が推進する「非接触型広報」による痴漢犯罪等撲滅推進強化活動の一環。列車通学の生徒が大半を占める立命館中学校・高校(共学)をモデル指定校とし、視覚的教材で痴漢犯罪の防止や被害に遭った時の対応、目撃時の措置などをレクチャー。その後、全校生徒にシールが配布された。同隊は今後、同校生徒による使用効果を検証し、普及に努める。