福岡県糸島署員がタクティカルメディックで命救う
福岡県糸島署でFBIでの研修経験を有する西田総務課長による「『命を守る』タクティカルメディック(事態対処医療)教養」が行われ、教養後日、地域警察官2人が実際に発生した自殺企図事案で適切な対応をみせた。
事案は、110番通報による「刃物所持の自殺企図者、家族もいるが、怖くて近づくことができない」というもの。
同居家族の安全確保のため、一刻の猶予も許されない状況を察知した近隣駐在所の濵尾巡査部長(写真)と中野巡査長が急行し、現場に到着したところ、母親と妹を家屋1階で発見、無事を確認。
一方で、出血していた自殺企図者に濱尾巡査部長は左前腕上部で緊縛止血を行い、患部を滅菌ガーゼで押さえ、包帯による圧迫止血の措置を施した。