警視庁葛西署が交通安全啓発の時間割表を管内全小学校に配布
警視庁葛西署は6月17日、管内全小学校に交通安全の啓発文やイラストを挿入した時間割表(写真)を郵送した。全22校の1年生児童約2400人を対象としている。時間割表には「しんごうあおでもみぎひだり」「かえりみち さゆうよくみて いそがない」などと記載され、同署の女性警察官が、警察官や白バイなどのかわいらしいイラストを描いた。
同署によると、管内では今年4月末現在、子供が関与する交通人身事故が10件発生しており、さらに増加傾向にある。例年だと新学期から各校で交通安全教育を行っているが、今年は新型コロナウイルスの影響で実施できなくなっている。
学校関係者から「児童の安全な登下校を考えると心配」などの声が寄せられたため、同署では「良い施策がないか」と検討。「児童が登校前の準備の際に必ず見る時間割表に交通安全情報を記入して配布する」との結論に至ったという。