埼玉県寄居署が女性警察官の交通安全啓発ドールを設置
埼玉県寄居署と寄居地方交通安全啓発ドールP.S委員会は交通安全運動の開始に先立ち、国道140号バイパスと国道254号線が交差する管内交通の要所「桜沢交差点」に交通安全啓発ドールを設置した。
管内の交通安全祈願の象徴であるドールは、昭和56年から毎年春と秋に制作しており、今回が79体目となった。高さ約4.5メートル、重量約400キロにもなり、すべて署員や住民らの手作り。延べ約300人が約56日をかけ、女性警察官をモデルにしたドールを完成させ、設置当日に管内龍源寺の丹波住職が魂を込め、参加者全員で交通安全を祈願した(写真)。
制作責任者を務めた松本清・寄居地区交通安全協会花園地区支部長・地活会長は「これからもずっと続けていきたい。悲惨な交通事故を減らしたいという強い思いは揺るぎません」と笑顔。小田智一署長は「女性警察官が1名増員になりました。地域の皆さまと協力し、交通事故ゼロを目指します」と話していた。