岐阜県警と県法医等三師会で連携強化の研修会
岐阜県警と県法医等三師会(医師会、歯科医師会、薬剤師会)の連絡協議会は連携と相互理解を深めるため、県医師会館で研修会を開催した。
昭和61年から始まり、今回は本部長や県医師会会長、岐阜大学名誉教授をはじめ、警察官、医師、歯科医師、薬剤師ら約200人が参加した。研修会では、和歌山県立医科大学法医学講座の近藤稔和教授が「事例から学ぶ法医学の実際」と題して講演し(写真)、自身の豊富な解剖経験から児童虐待や高齢化による死因特定が困難なケースなどの具体的な事例について紹介。
犯罪を防ぐためには「三師会と警察等各組織の役割分担と連携が大切である」と強調して訴えた。