高知県中村署で「こども七夕防犯教室」を開く
高知県中村署は地元幼稚園児とその保護者、地域住民などを署に招いて「こども七夕防犯教室」を開催した。
園児42人が参加し、願いごとを書いた短冊を笹に飾り付けたほか、署員による防犯講話を通して誘拐や特殊詐欺の被害防止について学習。祖父母や両親に宛てた手紙(高知家防犯レター)も作成し、家族へのメッセージ欄に「だまされておかねをとられないようにしてね」などと書き込んだ。手紙は自宅で祖父母らに手渡し、詐欺被害に遭わないように呼び掛けた。
園児が飾り付けた七夕飾りは署玄関に設置したところ、来署した市民が足を止めて笑顔で会話する様子が見られたという。同署は「今回の活動で、警察署と地元住民との親密性が深まるとともに、親子の絆強化の場となった。今後も孫世代からの働き掛けを通して高齢者の犯罪被害防止につなげたい」としている。