広島県警がカープうちわに詐欺被害防止のメッセージ

 広島県警がカープうちわに詐欺被害防止のメッセージ広島県警はプロ野球・広島東洋カープのうちわの片面に、特殊詐欺防止の注意喚起文を入れた啓発うちわ(写真)を製作した。セキスイハイム中四国㈱広島支社と県防犯連合会の協力。先月21日に「MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島」であったプロ野球交流戦「広島カープ×オリックスバファローズ」の来場者に配布された。

うちわには「ちょっと待って! 銀行員などを名乗る者が自宅に来ても 『キャッシュカード』を他人に渡さないで!」などの文言が記載され、カード手交型の詐欺手口について警告。警察官と両団体職員が試合開始前の入場ゲートで配り、来場者に詐欺被害に気をつけるよう呼び掛けた。

同スタジアムでの試合は家族での観戦客が多く、受け取った来場者からも「おばあちゃんにも詐欺に気をつけるように言います」と大好評。県警担当者は「親、子、孫世代に対する幅広い効果的な広報活動を行うことができた」と手応えを感じていた。