伝統の有田陶器市パレードで事件事故防止を呼びかけ

佐賀県警音楽隊が有田陶器市パレードで事件事故防止を呼びかけ佐賀県警音楽隊はゴールデンウイークの代表的なイベント「有田陶器市」のオープニングパレードに出演し、観光客に事件事故防止を呼び掛けた。

開催場所の西松浦郡有田町は、日本磁器発祥の地として400年の歴史を持ち、陶器市期間中は伝統的な陶磁器を求める大勢の人で賑わう。

県警音楽隊は昭和58年からオープニングパレードに出演しており、今回も「ビルボード」「士官候補生」などの行進曲を演奏。カラーガード隊員が華々しいフラッグ演技で観光客を魅了した(写真)。開催初日の当日は、主催者発表で過去最多に並ぶ26万人の人出に。沿道からは拍手や歓声が沸き起こり、音楽隊はオープニングの盛り上げに大いに貢献した。陶器市には5月5日の閉幕までに120万人以上が訪れたが、大きな雑踏事故もなく終了した。