福岡県柳川署で侵入窃盗の手口学ぶ実戦指導
福岡県柳川署は管内柳川市が推進する空き家対策に着目し、解体予定の空き家を侵入窃盗の模擬家屋として利用する実戦指導を行った(写真)。
同署のほか、隣接3署から、侵入窃盗の現場観察を経験したことのない若手警察官などが参加。ガラス破りやドア錠破りの犯行が再現され、本部捜査三課所属の警察庁指定全国広域技能指導官が犯行手口の特徴について説明した。
同市では、増加する空き家の対策として、空き家解体に助成金を拠出する制度を運用しており、同署は市担当者経由で所有者・管理者に利用を申し入れ、承諾を得たという。