滋賀県高島署がレシートで特殊詐欺被害防止を呼び掛け
滋賀県高島署は3月28日から4月5日まで、総合ディスカウントストア「スーパーセンタープラント高島店」で、レシートを活用した特殊詐欺被害防止策を展開した。
3月27日付で、県知事名で発令された特殊詐欺多発警報(4月5日まで)を受けたもの。合計金額の下に「高島警察署からのお知らせ」「特殊詐欺多発警報発令中!!振り込め詐欺の『アポ電』に注意!訴訟の『詐欺はがき』にも注意!」と印刷されたレシート(写真)を発行し、買い物客に注意を呼び掛けている。
昨年中、同署では特殊詐欺被害の届出はなかったが、県内では今年、被害総額がすでに4,500万円を超え、アポ電に関する相談も増加している。管内への波及を懸念した同署が店舗に協力を依頼し、県下初の取組みを実現させた。なお、同店は今年2月21日に開店し、休日の集客数は約5,000人にのぼるという。