北海道中標津署が五輪出場の大菅小百合さんを一日警察署長に委嘱
北海道釧路方面中標津署は夏季と冬季の両方で五輪に出場した大菅小百合さんに一日警察署長を委嘱し、交通安全と命の大切さを訴えた。
管内出身の大菅さんは、2002年と2006年の冬季はスピードスケート、2004年の夏季は自転車競技で五輪に出場。母校の中学校で行われたスケート記録会で一日警察署長の委嘱状を受け取り(写真)、後輩の生徒やその保護者に対し「私は世界でスピードを競ってきたが、道路では常に交通安全を心掛けている。滑るのはスケートリンクだけ」とユーモアを交えて交通安全を訴えた。
大菅さんはその後、同署が取り組んできた「ひまわりの絆プロジェクト」の一環で高校生が育成した「ひまわり」の種の交付を受け、命の大切さについても訴えた。