宮城県警がイオンモールで無差別殺傷事件想定した訓練実施

宮城県警がイオンモールで無差別殺傷事件想定した訓練実施宮城県警機動捜査隊は機動警ら隊や塩釜署と合同で大型商業施設での無差別殺傷事件の発生に備えた対処訓練を、イオンモール利府で行った。関係所属の警察官、店舗従業員ら計約110人が参加した。

「刃物を持った不審者が『殺してやる』などと喚きながら来店客を刃物で切りつけて暴れる」との想定で、従業員が通報から、負傷者の救護、来店客の避難誘導、刺股やいす、買い物用カートを使った犯人への対応、警察への引き継ぎまでを実戦形式で実施。適切な対応方法について警察官の解説が入る内容で、想定の最後には駆けつけた警察官が犯人の制圧・逮捕に当たった(写真)。