宮崎県警が運転免許センターで地震・津波避難訓練 地域住民も参加

宮崎県警が運転免許センターで地震・津波避難訓練 地域住民も参加宮崎県警本部運転免許課は11月17日、地域住民等と合同の「地震・津波避難訓練」を県総合自動車運転免許センターで実施した。

同センター職員や地域住民、県と宮崎市の危機管理局、センターに隣接する交通機動隊、自動車警ら隊の警察官や防災士など、総勢約150人が参加した。行政機関や地域住民との実施は、令和に入ってから初めて。

訓練では「日向灘沖を震源にマグニチュード8.0の大地震が発生した。約15分後に高さ15m以上の大津波が到達するとの『大津波警報』が気象台から発表され、沿岸からの距離が約800mに位置し、津波避難施設として指定されている同センターに地域住民が避難してくる」と想定。

施設内外の被災状況の確認や要救助者の搬送、指揮本部設置による情報集約等の初動措置を迅速に行う一方、地域住民は職員の誘導に従って移動し、経路を確認しながら素早く屋上に避難した(写真)。