お茶で「詐欺や事故に遭っ茶ダメ」 三重県四日市西署が広報用ティーバッグの寄贈受ける
三重県四日市西署は、四日市市水沢町で茶葉の生産・販売を行っている(有)萩村製茶から交通事故と特殊詐欺の被害防止を目的とした広報啓発用ティーバッグ400セットの寄贈を受けた(写真)。
ティーバッグには「反射材着用で目立っ”茶”おう」「あわて”茶”ダメ! 横断歩道は手を上げて」「乗っ”茶”ダメ! 飲酒運転!!」「詐欺電話にで”茶”ダメ!」の4種類の啓発メッセージとともに、県警のシンボルマスコット「ミーポくん」のイラストが描かれており、工夫を凝らしたデザインとなっている。10月15日の寄贈式では、萩村浩史代表取締役から「お茶にはリラックス効果のあるテアニンが多く含まれている。落ち着いた気持ちで詐欺の電話を疑ったり、安全運転してもらうよう地域住民に伝えていただき、事件・事故の防止に役立ててもらいたい」とのコメントがあった。
水谷浩久署長は「事件・事故ともに焦らず、落ち着いて行動することが大切。お茶を飲むときのように”ゆとり”を持つことが大切であることを添えて各種啓発の場で活用していきたい」と語り、ティーバッグを通じた啓発効果に大きな期待を寄せた。同署では、今後の各種活動に啓発品を活用するなど、住民に安全・安心を届ける取り組みを推進していく。


