青森県黒石署がリンゴ栽培の教養と作業体験行う 盗難等被害を踏まえ
青森県黒石署は10月2日、管内リンゴ農家の協力で、リンゴ栽培に関する教養と作業体験を行った(写真)。9月30日付で同署に配属された新人2人を含む若手警察官5人が参加し、栽培方法や収穫の手順などに理解を深めた。
青森県は全国有数のリンゴの産地で、例年農繁期には作業事故や盗難被害が相次ぎ、警察官が現場に臨場する機会も多い。リンゴ栽培に関しては専門用語も多く、現場で農家関係者から用語説明を受けなければ、円滑な捜査に支障を来すこともある。
そこで、同署は「事前の教養なくして迅速かつ的確な現場対応は成し遂げられない」「リンゴのことを知らなければ、真のリンゴ盗難防止活動は実現できない」との考えで農家に協力を要請した。

