静岡県細江署が湖西署、機動隊と土砂災害訓練
静岡県細江署と隣接する湖西署、県警機動隊は9月4日、被害想定をブラインド形式とした合同の土砂災害訓練を実施した。
細江署管内の浜松市北区でおととし、台風2号と梅雨前線による大雨で大規模な土砂崩れが発生し、建物もろとも住民が犠牲となった。この教訓を踏まえ、合同の訓練を行ったもの。
訓練は、現場指揮支援班による被害状況の把握、状況に基づいた部隊編成・資機材準備に始まり、被災現場での指揮支援班による救出方法の策定や部隊への任務付与へと移行。署員と機動隊員が協力し、土砂に埋まった要救助者のダミー人形を重機とシャベリングで救助した(写真)。