鉄道関連事案の対処を強化 福岡県警が全国初技能種別の技能指導官を指定

鉄道関連事案の対処を強化 福岡県警が技能種別の技能指導官を指定福岡県警では、全国的に運用されている技能指導官制度に、全国初の技能種別として「鉄道関連事案への対処」を新設し、第1号指導官として鉄道警察隊の吉村利啓警部補を指定した(写真)。

昨今の鉄道施設における各種犯罪を踏まえ、専門知識を持つ警察官を組織的に運用することで県警全体の対処能力向上を図るねらいだ。

吉村警部補は、その豊富な鉄道知識と経験を買われ、令和4年に県独自の鉄道警察技能指導員となった。今回の指定に当たり、「これまで以上に各部の垣根を越えた活動を行い、多忙な警察署の支援を行いたい」と話している。