高齢者の交通事故や詐欺被害防げ 福岡県南署が総合対策始動
福岡県南署は、高齢者の安全確保に向けた新たな総合対策として、「みなみ・スリーエス・クラブ」を始めた。
名称は「Senior」「Safety」「Security」の頭文字から命名。高齢者の交通事故や特殊詐欺を始めとする犯罪被害の防止、防災意識の向上などを目的として、交通課、生活安全課、警備課の3課がタッグを組み、参加・体験・実践型の講習等を行うこととしている。
記念すべき1回目は6月30日、県自動車学校で開かれ、管内に住む高齢者が参加した。参加者は特殊詐欺や自然災害から身を守るための方法を学んだほか、大学教授等の部外講師による専門的な講話で安全運転意識を高め、普段から乗車している車両を実際に運転して指導を受けた。