防犯落語で詐欺防止 愛知県豊橋署が社会人落語家と連携

防犯落語で詐欺防止 愛知県豊橋署が社会人落語家と連携全国で多発している警察官をかたる詐欺の被害に歯止めをかけようと、愛知県豊橋署は5月31日、地域で活躍する社会人落語家の微笑亭さん太(ほほえみてい・さんた)さんと連携して、豊橋市内で開かれた落語会で「防犯落語」を披露した。

さん太さんは、観客の笑いを誘いながら落語で注意喚起を図るとともに、演目のつなぎには、署員が特殊詐欺の実態、防犯機能付き電話機の紹介、国際電話利用休止の申し込み方法等について解説を行った。また、演目が終わった後、さん太さんに清永芳弘署長から感謝状が贈られた(写真)。

参加者からは「詐欺は怖いけど、どこか自分事と考えられなかった。今日の落語はおもしろく、しっかり腑に落ちた。防犯電話機を買ってみようと思う」との声が聞かれるなど、楽しみながら学べる効果的な取組となった。同署は、今後も管内住民の安心安全な暮らしを実現するため、さらなる防犯対策を推進していく。