「安全SNS運転」を周知 岐阜県警がドライバーへの啓発動画を制作

「安全SNS運転」を周知 岐阜県警がドライバーへの啓発動画を制作岐阜県警は、ドライバーに安全運転のポイントを広報するキャッチフレーズ「安全SNS運転」の周知を図るための動画を制作した。4月15日からYouTubeで公開している。

昨年中、県内の交通事故死者数は70人。前年対比は20人増で、増加数は全国ワーストの結果だった。これを受け、県警では2019~23年の間に県内で発生した交通死亡事故を分析。全国と比べて「いわゆる生活道路での」「最高速度違反に伴う」「一時不停止に伴う」事故の割合が相対的に高いと分かったことから、印象的なフレーズを考案し、啓発に活用しているもの。

タイトルは「みんな知っとる?『安全SNS運転』」。重大交通事故を起こさないための心構えとして「速度は控えめでスロー(S)ドライブ」「住民生活域の狭い道路(ナロー=N)では慎重にナロー」「交差点ではしっかり停止(ストップ=S)して安全確認」を示した後(写真)、「空いている道路でつい速度を出しすぎる」「予定に間に合わせようとして狭い道路で速度を出す」などのシチュエーションでイメージを喚起し、視聴者に注意を促している。