気軽に相談を 広島県警の若手警察官が初任科生を支援

気軽に相談を 広島県警の若手警察官が初任科生を支援広島県警察学校は4月1日~14日の特別指導期間中、現場で活躍する若手警察官6人を「初任科担当支援員」に指定した。

指定された6人は、初任科生約140人と寮生活を送りながら、学生たちの学校生活や寮生活等をサポート(写真)。良き相談相手になることで、慣れない学校生活や環境の変化に伴う不安等を払拭し、集団生活への早期順応と教養訓練に集中しやすい環境を構築した。

支援を受けた学生からは「教官よりも気軽に相談できた」「親身に話を聞いてくれ、心が軽くなった」「現場の話が聞け、先輩期とは違った目線からのアドバイスがもらえた」などと、前向きになれたという意見が9割以上を占め、早期辞職者対策にも一定の効果があった。一方で、支援員も「コミュニケーション能力が向上した」「傾聴力や観察眼が養われた」などと話しており、双方の採用時教養の充実につながった。