落とし物の返還率向上へ 警視庁がユニークな広報動画を公開

落とし物の返還率向上へ 警視庁がユニークな広報動画を公開警視庁遺失物センターでは、一つでも多くの落とし物を遣失者に返還するため、メトポリと連携した広報動画「【問題です。】物品の特徴を聞いて落とし物を当てられるか?【メトポリ】」を制作した(写真)。クイズの回答者として同センターの佐々木主事、出題者として中濱主事がゲスト出演。同庁のYouTube公式チャンネルで、4月25日から公開されている。

メトポリは、同庁の広報課員が「警察官ユーチューバー」として動画を投稿している、2020年開設のアカウント。警察の堅いイメージを和らげる、ユーモアあふれる企画や軽快なやり取りが魅力だ。

動画では、遺失物届に記載された特徴を頼りに、選択肢の中から正解の落とし物を当てるクイズを7問出題。遺失届の特徴説明をもとに作成しており、「①申請者(女性)②帽子を探している③特徴(黒色)」という問いに全員が不正解となる一幕もあった。解説では、帽子等はブランド、指輪は刻印の内容等、見分けやすくなるポイントを言い添え、特徴等に関する記載内容のアドバイスも盛り込んだ。