関取4人が詐欺防止や交通安全を呼びかけ 園児と商店街で啓発パレード
特殊詐欺被害防止や交通安全の意識を高めようと、愛媛県西予署は西予市で江戸時代から170年以上続く伝統行事「乙亥(おとい)大相撲」に招待された王鵬関ら4人の関取に一日警察署長を委嘱した。
稲垣正仁署長から委嘱状を交付されたのは王鵬関のほか、湘南乃海関、玉鷲関、玉正鳳関。王鵬関が代表で「『日本一安全で安心な西予市』となることを目指して努力を続ける」と力強く宣言した。その後、4人は地元園児と商店街をパレードしながら「詐欺や交通事故に気をつけてください」と笑顔で呼びかけた(写真)。
乙亥大相撲に訪れた観光客や地元住民からは「警察署長頑張ってください」などの声が聞かれ、効果的な啓発活動となった。